インタビューNo.1(大竹啓裕)

第1回目の働き方インタビューのゲストは大竹啓裕さんです。
大竹さんどうぞよろしくお願いいたします。
まず最初に簡単な自己紹介をしていただけますか。

私は株式会社ハッチ・ワークという会社を経営していまして、どんな会社かと言いますと、今メインにやってる業務は全国の月極駐車場の方の業務改善の仕組みを提供してる会社です。
何十万台っていう単位の駐車場にどんどん広がっていってます。

私のプロフィールでいうと5年前、4年半ぐらい前にストックビジネスの教科書という本を書いたことがきっかけでビジネススクールのような形の会を運営しています。
今はですね、「ハッチ・ワーク」という会社の仕事に完全投入するために、その会自体は会員さんに運営していただいています。

大竹さんと会うたびに、大竹さんは本当に楽しそうに仕事をされている方だなっていつも思っていて、さっきもちょっとお話しさせていただいた中で「ボーっとしながらいろいろ考えてる」っておっしゃっていたんですけど、そういうぼーっとする時間さえも楽しんでるような気がします。

このインタビューは、今、働き方にすごい疑問があって自分の働き方をもうちょっと改善したいと思ってる方々に向けてインタビューをしてるので、その辺の方々の働き方のヒントになればと思って質問させていただきたいです。

一番最初の質問なんですけど、これは聞かなくてもわかるかなと思いますけど。
「今の仕事や働き方に大竹さん満足していらっしゃいますか」っていう質問です。
満足してる点と、もしその中でもここをちょっと改善したいなっていう不満点だとか、そういうのがあればそちらも教えて欲しいです。

性格的にはですね、例えば何か失敗したとしても失敗って、人生が無になるような失敗じゃない限りはですね、これはもう勉強になったなと考える性格なんで、辛い方向に思考回路は行きにくいっていう基本的な性格ではあるんですけど。

例えば私は42歳で会社をスタートしたのですが、結構人より遅い方だと思います。 
今58歳として、今自分の会社があって、ある意味その勉強会を通じて私にも仲間がたくさんいて、かつ自分の会社の経営をしてくれる経営陣もいるというこの状況ですから。
なんて恵まれているんだろうって、当時は思わなかったですけど、不幸ですよね、罪ですよね、今ではそう思ってます。 
ただ、42歳から順風満場に来てないんで味わえるのかもしれないですけどね。

働く時間を少なくしたいとか、もうちょっと人を補充したいとか何かありますか?

そういう意味ではね、やっぱり自分なりの目標があるとしたならば、ちょっと予定よりも少し遅れちゃってるので、早く自分が目標としている完全な会社としての基盤づくりですかね。
どういう状態というと、わかりやすく言うと、もう私がいてもいなくても、「まいっちゃうよね。儲かりすぎて」という状態にしたいな、、と。
わかりやすくないですか?

すごく共感します。

その状態からするとまだそこまで全然遠いです。
やっぱりまだ、私がいた方がいいだろうなって感じですね。

そうなんですね。
サラリーマンの方とかでこれから起業しようとしている方とか、時間に追われていてでも仕事ってお金のためにされてる方って多いと思うんですよ。

じゃあ経営者さんはどうなのってなったときに、会社経営者って凄いと思われがちだけど、労働的な仕事をされてる社長さんも多くて何もサラリーマンと変わらなくて朝から晩まで働いてて収入のアッパーとかが決まってて、仕事のために一生懸命頑張ってる方とかもいるんですけど、大竹さんにとって働くことってお金だけじゃないかなっていう気はするんですけど、その辺はどうでしょうか?

それは、キレきれいごとですって。(笑)
思うんですよね、やっぱり人って見えない世界って想像できないんですよね。
僕が22歳の時に社会に出てサラリーマンを42歳まで20年やってきたわけですよね。
その間、経営者になったらどういうふうなものがあるかって私でさえよくわからなかったんですよ。
やっぱりそれは違う世界を経験しない限りは本当の意味でわからないんじゃないかなと思うんですね。

今の世の中ってうらやましいなと思うのは、私たちの時代はいちかばちかとか、白か黒か、0が100か。
会社を辞めていきなり資本金積んで、借り入れして事業をやるとかっていうえらいハードルに対して戦わなきゃいけなかったんですけど、今、僕がもし年齢から逆算して20年前の自分だったら、100パーセント副業で生計立てる準備をしてますよね。
今ってめちゃくちゃいい時代になったんじゃないかなと思いますね。
試し撃ちもできるし、何よりインターネットがあるってのは最高の状況じゃないですかね。

でもやっぱり仕事ってお金って感じがしますか?

いえ絶対に両方ですよ。
仕事の結果に幸せを求めるんだったら、それはお金を抜きにやりがいが必要ですが。。
僕にはそのようなまだ先人の領域には入ってないですね。
やりがいってやっぱりビジネスだから、人との出会いとか、あと人から感謝される、お客さんから感謝される。
これは絶対的にやりがいだと思う。

あとは世の中で本当に自分が役に立ってるって実感とか、感謝される、ありがとうって言われるからこそサービスを作ろうって思えるし、大竹さんのおかげでこんな世の中便利になりました、、とか言われたいからやるんですけれど。
それだけ(やりがいだけ)なんて考えられないですね。
当時は、それをそこにかけるエネルギーの分だけ、いや10倍は欲しいなと思います。
それって海外なら当たり前じゃないですか。
日本人だけなのか、ちょっとそこに何か独特の文化があるんじゃないかな。

私のもやっぱりビジネスってお金をもうけるから楽しいなっていうのはあるんですけど、でももう十分すぎるぐらいの収入があってビジネスがあって、でも経営者さんって、十分あってもまだまだ頑張るじゃないですか。

そこって何かそれくらいの領域になったときにお金っていうよりも例えばその挑戦することとか新しいその未知の領域に踏み込むとか。
精神的な満足感を求めて走ってるような気がしなくもないんですけど、その辺はどうでしょうか?

使い方に対しての意識なのかもしれないなと思うんですけど、上には上がいるんで僕なんか大したことないということを前提で言いますが、僕が見てメンターと言われる人は稼いでますけど、使う方に対して意識が高いからやっぱり尊敬できますよね。

僕のメンターでエンジョイ先生って方がおりまして、僕なんかより全然稼いでますけど、彼は稼ぐ必要なくても勝手に入ってくるような仕組み作っちゃったから稼げているわけです。
この間、今何をやってるんですかって聞いたら、最近地元の人の世話役みたいなことを結構やってて、、って。
びっくりしたんですけど僕と2歳しか変わらないんですけど、ボランティアとは言わなかったんですけどね。

社会の役に立とうかなと思ってるよって言われて、2年前までそんなことはあんまり言わなかったのに、もうそこに気持ち変わったんだなと思うんですけど。
僕はね、そうなりたいと思いながらも、もっと違う領域まで行ってやりたいなって実は思ってるんですよ。

でも最後はやっぱりそれをどう役に立てていくか。若い人、次の次の世代あたりの人たちに対してどれだけ役に立つか、アドバイスできるか、還元していくか。 
還元っていろいろあると思うんですけどね、仕組みを教えてあげたりするのも還元だし、お金あげることが還元とはとても思ってなくて。
(お金の)使い方はわかっている人だったら、100倍稼いだっていいんじゃないかなと思いますね。

使い方に意識があるっていうのは面白いですね。

うん。そっちだと思いますね。
だから寄付っていうことをやれる人はさらにもっと上の人かもしれないです。

若い人で、今の働き方が嫌だなと考えてる人達の中で、私としてはその環境だったりとかそういうモデルみたいな方がいないケースも多いのかなと思ってるんですけど。
大竹さんの場合、エンジョイ先生っていうのがモデルケースとしていますよね。
そういうメンターを持つっていうのは自分の働き方をより良くしていこうと思ったときに有効ですか?

もう絶対必要だと思います、いくつになってもいい師匠が必要だと思います。
私でさえ絶対必要ですね、それは一人の師匠じゃなくていいんですよ。
例えば地方でセミナーをやるっていうことに関して僕の師匠は長野さんですよ。
僕はできないですよ。
そこの地方でやりたくてもやれないし、やった実績もないし。

私の娘達も僕にとって師匠ですよ。 
自分もその年でそんなこと考えてなかったよ。
自分の子に教えたことが反映したことがあるかもしれないけど。
そんなことよりも娘の友達がDJやりながら会社員やってて、海外でも有名だよ、、とか。

いやーすごいなぁって、その発想に未来を感じますよね。
だからやっぱり未来に向かって何か一歩でも進んでいる人は全部師匠だし、 もちろん生き方の上でも、師匠はエンジョイ先生みたいな方もいます。
本当に師匠は絶対、どれだけ自分にとってプラスか計り知れないですよね。

またそのメンターの持ち方とかっていうテーマで話をすることもあるんですけど、大竹さんとしては、いろんな方から学ぶっていうか、自分より格下の人からも自分ができないことは学ぶっていうスタンスですね。

めっちゃ楽しいですね。 
たまたま僕は生徒さんがいるじゃないですか(ストックビジネスアカデミー)
会員さんがいて、皆さん経営者で、僕は会員さんに思ってることを言う。
それはその人にとっては、ものすごく価値あるから会が成り立つのだと思いますが、そのときに出てくる答えとかやりとりって、学ぶべきものがめちゃめちゃあるわけですよ。 
だからどういうことかって言ったら、、、

キーワードはカスタマイズです。

カスタマイズですか?

はい、カスタマイズ。
教科書に書いてあることってカスタマイズされてないんですよ。
方程式は書いてあるんですね。
僕の目の前で今こういうことをやってうまくいかなくて困ってるんですっていう人と、うまくいってるんですよって人が2人いたとします。
うまくいってないんですって言ったら僕に聞いてくるわけです。
本来なら教科書を見せればいいわけじゃないですか。

でもそうじゃないですよね。
そのケースだったらこうじゃないですか?ってカスタマイズしてアドバイスするんです。 
僕が一番皆さんに言ってるのは相手が自分用にカスタマイズして答えてくれる質問をするのが大事だと思っているんですね。
質問の仕方がうまい人ってめちゃめちゃ名経営者になります。
名経営者ってみんな質問もめっちゃうまいんですよ。

引き出し上手ですね。

それも自分にとっての答えを引き出すとか。
これも共通してますね。
めちゃめちゃ若い人でも、この間も動物病院経営してる人で、時価総額200億円。
彼は35歳なんで、すげえなって思ってたんですけど、なぜそういうことができたのかって聞くときに彼から引き出すんです。

僕その時もう生徒になって集中してますからね。(笑)
最高の答えを引き出そうとします。
もちろんこちらが出す時もありますけど。
うん、これめちゃめちゃヒントのかたまりで、だからもうみんなメンターです、ある意味。

聞きながら思ったのは、やっぱり働き方で模索してる方たちってまだリサーチというか、人からその人に聞いて引き出すとか、そのへんが多分まだ十分できてないのかもしれないです。

もうね。
みんな遠慮し過ぎだと思いますよ。
手のひらになぜっていう言葉を5個ぐらい書いて、言うまで次は行かないみたいなぐらい聞かなくちゃ。
ありがとうございますってよく言うじゃないですか。
絶対ウソですよ。
なんでですか。
なんでそう思ったんですか。
なんでそのときできたんですか。
そんぐらい聞いていくとだんだんカスタマイズされた答えが出てきますから。
最初の質問じゃカスタマイズしてないです。

私はセミナーを大分と福岡でやると大分のセミナーでは質問が出ないんです。
やっぱり遠慮しがちな人が多いし気を使うのかもしれません。

それ、ダメですよ。
セミナーの時に1回「皆さん遠慮は絶対やっちゃダメ」って言って、みんなでルールを作ったらいいかもしれない。

そうですね、その図々しさ大事ですもんね。

名経営者はみんな図々しいですよ。
もうちょっと図々しくなりましょうっていうのはいいアドバイスです。
特にサラリーマンは絶対必要なマインドチェンジで、一番簡単なのはそれかもしれないですね。
上司に評価されたいっていう気持ちがもう染み付いちゃってますよね。
起業するとそんな関係ないですからね、上司はいないですから。

そうやって聞いていけば周りにはたくさんヒントが隠れてるってことになりますね。
ある若い女性経営者なんですけどね、もうはっきり言って僕をね、かつお節のだしぐらしぼり取られたんだけど。
根掘り葉掘り5年ぐらいに渡ってしぼりとって、その聞き方はトップクラスです。
彼女の特徴は簡単です、それは報告。

僕、今日はキーワードひとつにカスタマイズって言いましたよね。
カスタマイズていうのが基本一つと、もうひとつ彼女が使った僕に対しての技は報告ですね。
こういうふうにやったらいいんじゃないですかって?ってアドバイスしたら、
やってみたらこうでしたっていう報告が来るんですよ。
これしびれますよ。
報告する人ってたぶんいないですね。

報告されるとまたさらに良いアドバイスをしたくなりますよね。
どんどんカスタマイズされちゃってそうですよね。

僕のコンサルを常に受けれるんですから。
多分彼女に僕はお金にすると500万以上つぎ込んだと思いますね。

それすごくいいヒントですね。
多分サラリーマンに限らずやっぱり起業したばかりの人とかも、うまくいかなくて悩んでいる人たちの中では、やはりリサーチ不足っていうか。
なんであの人うまくいってるのかなって言って終わってる方とか多くて、それすごくシンプルだけどできてなくて、それって大事なことかなって思いました。

たまたま僕はこういう勉強会をやってるのと、僕にメンターのエンジョイ先生がいるから両方の立場を経験したんですけど。
例えば月1万円の会費を払っている人たちが何人もいて、みんなが同じように質問してくるわけでもなくて。
そういう中でいうとその彼女はピカイチでした。
元を取ったどころの話ではない。
骨の髄まで吸い取られましたよ。
でも大成功してるから嬉しいですよね。

それは、大竹さんの実績でもありますよね?

ホントそういうことですよね。

やっぱりメンターを持つとか、憧れる人、モデルケースになる方を持つというのはとても大事ってことですね。

はいそうです。すごくシンプルな法則じゃないですかね。

次の質問は前の質問と少し共通してますけど。
私も経営という仕事を始めてからもう定年とかって概念正直なくなって、できることならもう80歳とかまで働きたいんですよ。

でもそういうことはやっぱりサラリーマンの人とか言ったら、えっ?ていう感じなんですね。 
その辺がやっぱりもう全然価値観とか考え方が違ってるんだなと思うんですけど、大竹さんは、これから5年後10年後15年後ってどんな働き方をしたいですか?

やばいと思います、いやもう概念がないじゃないですか。
定年の概念がないのと同時に今の会社から身を引いたときって、めちゃくちゃ何か違うことやって忙しいんだろうなっていうイメージが湧いてきて、領域は違うかなと思います。

例えば今は、東京を中心に全国に駐車場やってますけど、もっと広がったり、もっともっと深くなっているかもしれないし。
でもやっぱりキーワードは人だと思うんですよね。
誰かと何かをしてるっていう状態ではあるだろうな、、と。
そう考えるとちょっとやばいというのは夢が広がりそうですよね。

最近フランフランの創業者の方をフェイスブック見てたら社長を退いて会長になられて。
まったくもうノータッチの状態になって、何するのかなと見たら、ちょっと海外に行かれてたんで、やっぱりこれから何かしようっていうもうそういうオーラがすごい出てて。
すごく楽しそうですよね。
これから何をしようかっていう時の人のエネルギーの強さというか、凄いなと思います。

チャレンジ精神年齢っていう概念で会話したことがありましてね。
はい、僕はすごい動物病院の先生ですごい尊敬している方がいるんですけど。
私は言われたことがあって納得したのは、精神年齢は29歳で止めちゃえばいいと言う話です。
体は熱年老いるかもしれないけど、精神年齢まで合わせる必要はないじゃない。
精神年齢は29。
なんで29なんですかと聞いたら、その人は何か科学的な根拠があって。

やっぱり29歳の時が心身ともに充実してるらしいんですね。
新しいことにチャレンジだとかいろんな気持ちが成熟してるのかな。
分からないけどすごく超納得してですね。
じゃあ具体的にどうしようって話したら、 自分が29歳だったらどうしようって考えるだけでいいんですよ。
何歳になっても29歳だったらどうする、って問えばいいんです。
3つ目のキーワードはコレですね。

すごく勉強になります。

私も全部教えてもらったんですよ。
若い女性経営者に教えてもらったし、エンジョイ先生に教えてもらったし。
それを並べて言ってるだけですから。

でもこうやって並べて言うってことは、大竹さんの中で大切にされているワードなんですね。

そうですね、本当に大切なことはカスタマイズして引き出されるということですね。

仕事が今嫌っていうサラリーマンとかって、人間関係が嫌とか、うまくいかなくて嫌とか、体がきつくて嫌とか、いろいろあると思うんですけど。 
でも、みんながみんな起業して経営ができるわけでもなく、ずっとサラリーマンのままでいなくちゃいけない方もいると思います。 

仕事って人生の結構な大きな割合ですし、仕事が嫌だったらもう人生が、本当に嫌になるんじゃないかっていうぐらい大切なところだと思いますが、 どうしたらその仕事が好きになったり、仕事が生きがいになったりとかできると思いますか?

いい人間関係なんじゃないかな。
自分でコントロールできることに対してはいいんですけど、人間関係って自分でコントロールできないんです。
やっぱり誰とやるかっていうところを判断することですね。
ちょっとシビアな話っぽいことになっちゃうんですけど、やっぱり近づいてはいけない人っているなって昔から思ってるんです。

何でもかんでも泥棒みたいに持っていくだけの人はいるんですよ。
そういう人には絶対近づかない、20代30代の頃からずっと決めてることです。
はっきりと、「この人に近づかない」って決めるというような。
それってやっぱり人のために何かしてあげたいという思いの人と、そうじゃない人は全く逆の方向に行っていると思ってて。
僕なんかもお金とかに関わらず何かやっぱり貢献してみたい、貢献してあげたいなというマインドは強いじゃないですか。

実際私がビジネススクールっていうか「ストックビジネスアカデミー」をやっていた時にそういう人ばっかり集まってきたんですよ。
信じられないぐらい人ばかりの集団になった時、いい居心地の良さがすごくて、みんなが貢献しようっていう気持ちで溢れたんですよ。
「なんでそんなことできたんですか」と聞かれますが、僕にもいまだに謎なんですね、今もそれは続いてるんですけど。

なんでこんないい人ばかり集まったんですか?とか、こんなすごい人が?とか。
みんな「それは大竹さんの人徳ですよ」って言いますが、これは人徳じゃないです。
僕は実は選んでるんですよ。
やっぱりこの人はダメだなって思ったら、自分から避けていくことはとても大事だと思うし、自分が貢献するってことをやってれば、それが伝わって類は友を呼ぶんですよ。

人間関係って常に付きまとっていて、大竹さんが今日言われたことはすごくシンプルなんだけど、嫌な人に変わらないって大事だけど意外とできないですよね?

やってみたらそんなに難しくないことなんじゃないかな、っていうのが僕の率直な意見です。
実際それができたらかなりのストレス軽減できますよね。

人間関係ってやっぱりもっと真剣に考えた方がいいですよね。

そういう意味で言うと副業って自分にとってのいい緩衝材になるかもしれないしね。 
副業って選べるんじゃないですか。
何か嫌なことも、こっちで選んだ良いこと(副業)とうまくバランスとって、いい材料かもしれないなと思うんですね。

ちなみに大竹さんのところの職場ってどうですか?
人間関係とか、何か気を使ってることとかありますか?

それはね、実は私よりもそれができる人がいるんでしょうね。
僕は会長になって、その人を社長にしたんですね。
彼の方が圧倒的にできるんです。
例えばですね、寄り添うとかという言葉を標語に入れたんですね。
エイトバリューというのがあるんですよ。
「まず寛容であれ」
「知らないなら知ればいい」
「多様な価値観に触れ、自分を磨こう」
「変化し進化することで強くなり大きくなる」
「好かれるよりも⼈を好きになる。」
「セカンドチャンス」
「教え寄り添う競うように」
「争うより競い合う」

エイトバリューという形で社員に作ったものなんですけど、
外を⾒よう。素晴らしいものは世界にはたくさんある。
っていう標語を作ったのは社⻑です。

素敵ですねこれ。

私は思いつかない。
やっぱり⼈それぞれ得意不得意ってありますからね。
僕の場合はやっぱりビジネスモデルを作るとかだから。
やっぱり組織をまとめていくっていう⼒は僕よりはある⼈間はほかにいっぱいいるので訓練しようと勝⼿に任せてね。
こういう標語を持っている会社っていうのは社員にとっては⼼地いいですよね、
やっぱりね。
ときどき振り返るんですよこれはね。
本当にそうか寄り添ってねえよなとか。

ありがとうございます。
今回その働き⽅とか、働くことについていろいろインタビューしたんですけど、私はもう働くってのは⼈⽣の真ん中っていうふうに思ってるんですけど、でもやっぱり働くうち仕事だけじゃないよねって思ってる⽅もいらっしゃって、どうですかね。

仕事以外で⼈⽣を充実させるものとか、金とか仕事がすべてですかって。
やっぱり仕事の楽しさって最初に⾃分と他⼈と共同で⽬標を⽴てて、そこに向かって⼀緒に戦略があって、実際に⾏動して、最後分かち合うってあるじゃないですか。
分かち合うから仕事っていうのは素晴らしいし、楽しいものだなと思うんですよね。

本当は仕事以外にもこういう⼈⽣を充実させるものがあるよっていうのを何か聞き出したかったんですけど、やっぱり仕事は遊びだし遊びも仕事みたいなところがあるんだそうですね。(笑)

家庭も仕事みたいな感じですかね、我が家の場合はですね。
私はそれがすごく理想だと思います。

ありがとうございます。
じゃあ最後になりますけど⼤⽵さんのこれからの仕事の展望とか、夢とかを聞かせてもらえたら。

リアルなことはどうしても私も⾔えない諸事情がここ2 年ばかりあるんで。
でもリアルな夢と⾔うと先ほど⾔ったように、⾃分が何かを成し遂げて、その後、僕も本当の意味でですよ、後進の指導に当たりたい、違う形で世の中の役に⽴ちたい、私が税⾦を納めて役に立ちたい。
私に関わった⼈たちの授業がどんどん成功することで世の中の役に⽴つっていうんだったら僕は絶対やれる⾃信があるんですよ。
僕がちょっとアドバイスしたことで今回違ったと⼤きくなるっていうことがやれる⾃信があるんですよ。
だからそれがたぶん僕は⼀番できることじゃないかなって。

なるほど。
でもさっきちょっとチラッとおっしゃってたけど、⾔えない夢もここ2 年ぐらいであるってことで、⼤⽵さんの⾏動からまた⽬が離せませんけど。

はい絶対うまく⾏くと思います。

はい、注⽬してますので、これからも頑張ってください。
応援しております。
今⽇はありがとうございました。

どうもありがとうございます。

やっぱり大竹さんは仕事⼤好きな⽅だって、ホント初めて会ったときから思ってて。
仕事⼤好きな⽅と触れ合っているのが、私は好きで本当に楽しいですよ。

私もです。
ご主⼈もやっぱりそうなんですか?

実はですね、主⼈の⽅がのんびりしたい⼈なんですよ。
やっぱり27年間公務員とかしてきたので⾃由をこよなく愛してて。
私の⽅が仕事中毒です。

昨⽇おととい忘年会で村上さんが来てたんですけど、2 ⽇間ずっと⼀緒にいてもひたすら家とかビジネスの話してて、⼤分に来て10 個ぐらいビジネスのアイデアを思いつきましたって⾔いながら帰りました。(笑)

すごいですねホントね。

そうやって⾃分の好きなことに集中して、⽬標値を立ててやってるっていうのが、本当にそういう⽅たちに囲まれて私も幸せだなと思います。

そこにメンターはいるわけじゃないですか。
すごいラッキーだと思いますよ。

そうですよね、感謝して頑張らなくちゃと思ってます。

経営者は幸せになるのって簡単だと思うんですよ。
ホントやっぱり⼀番は絶対的にメンタルですよね。
よく⾔う孤独だからとかは関係ないですよ。
普通に聞けばいいんですよ何だって、もっと気楽にしつこくなるほど。
これからの競合はそれでどんどんうまくいくね。

ありがとうございました、またよろしくお願いします。

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